特別展「昆虫MANIAC」に行ってきました!

今日も強い日差しが照り付け、顔や腕に張り付くような蒸し暑さです。猛暑の中、3Bから徒歩10分ほどの国立科学博物館で開催中の特別展「昆虫MANIAC」に行ってきました。上野「マルイ」に設置してある温度計は33度。

館内は涼しくカブトムシやトンボのお馴染みのイラストや写真、説明書きのパネルが並びます。動画映像は撮影不可、写真は特に注意書きが無ければ撮影可能とのことで、写真を撮りながら進んでいくと、いつの間にか、虫の不思議な珍しい生態の紹介へと引き込まれていきました。

きれいに整理された昆虫標本あり、刺さないハチに、刺すアリ。他の植物や虫に卵を産み、その植物や虫を餌に育っていく昆虫のちょっとコワイ写真など・・・]

文字通りマニアックな写真や説明が盛りだくさんです。そして気付いたら、私の苦手なチョウチョとガのコーナー、大きなパネルに色とりどり、角が珍しい形など、たくさんの毛虫が紹介されていました。長さ20㎝の大ムカデは実際には出会いたくないおおきさでした・・・。

夏休みを含む開催のためか、いろいろと楽しい趣向が凝らされていました。公式サポーターは吉本芸人さんの「アンガールズ」。おふた自身も新種の昆虫の発見者とのこと!説明動画には、昔懐かしいアニメ『ど根性ガエル』の「平面がえる・ぴょん吉」が登場。

細部までこだわった巨大模型も見事でした。ギンヤンマというトンボの子ども・ヤゴ、ウスバキチョウというチョウチョの繊細な透けたハネ、オオセンチコガネという哺乳類の糞(ふん)や腐ったものを餌にする虫が、ピンクや緑の体をきらめかせて飛ぶ様子を再現していました。

体験コーナーもありました。セミの鳴き声が追体験できるコーナー、シタバチという蜂を引き寄せる「におい」を発生させるコーナー、ノミを顕微鏡で見るコーナー、同じチョウチョをたくさん並べて「間違い探し」コーナー等、楽しい企画も盛りだくさんでした。

今回もメンバーさんから、印象に残った昆虫を教えていただきました。「アゲハ蝶が良かった」。「オオセンチコガネがきれいでカッコよかったので写真を撮った」。「『フェモラータオオモモブトハムシ』という虫に以前から興味があり、展示されていたので良かった」。「『フェモラータオオモモブトハムシ』は外来種だが増えて困っている」。「東京でも空き地に蔓を伸ばす「クズ」に卵を産み付け、虫こぶを作るが、虫こぶの中の幼虫が美味(!?)」。。。なのだそうです。


まさにマニアック・・・。見たことのない、見ごたえのある特別展でした。リフレッシュして、明日からの作業もメンバーさん、スタッフ、皆さんで頑張ります(^^)。

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