氷河期展に行ってきました!

8月28日、上野の国立科学博物館で開催中の「特別展 氷河期展 人類が見た4万年前の世界」に行ってきました。台東区役所庁内での販売会と同日の午後、今月もたくさんの作業と納品を無事終えることが出来て、メンバーさん・スタッフは、ゆっくりと見学しました。

動画以外は写真OKとの事、夏休み中でもあり、たくさんの見学者で賑わっていました。日本初公開のネアンデルタール人とクロマニョン人の頭骨が展示されていて、パリ国立自然博物館所蔵の4万年前の頭骨とのこと。最新技術で再現された全身像は、本物の人がそこに立っているかのようなリアルさでした。

氷河期のヨーロッパの動物、ふかふかの毛におおわれた「ケナガマンモス」や「ギガンテウス オオツノジカ」・・・たくさんの体の大きい動物が展示されていました。恐ろしい吠え声が聞こえてきそうです。鋭い角や牙でこちらに飛び掛かって来たら、命を落としそうです。人類はそれらの動物を捕まえて、寒さをしのぐ衣服として毛皮を身に付けたり、肉を食べ栄養を摂ったり、皮を住む家の屋根に使用して暮らしたのでしょうか。

日本列島が今よりも南北に長く、大陸と陸続きで、最終氷期の約3万8千年前までには、人類がわたってきたと考えられています。福井県西部の若狭町にある「水月湖」の湖底には「年縞(ねんこう)」という堆積した地層があります。その地層からは、花粉化石を分析すると繁茂していた植物、いつ頃、洪水が起こったか、急激な温暖化の時期があったこと、まで分かるそうです。最も深い所は、4万7476±161年前と判明しているそうで

もうすぐ9月、鈴虫の声に秋を感じますが、まだまだ厳しい暑さは続く予報。10月中旬まで開催の氷河期展で涼しいひと時を過ごされてはいかがでしょうか(^^)

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