【レザークラフト】手縫いのペンケース(その1)

早いもので9月ですが、押しつぶされるような蒸し暑い日が続いています。
少しでも快適に過ごせるようエアコンとサーキュレーター、フル稼働で、メンバーさんとスタッフで、たくさんの内職作業や手作り品の製作に取り組んでいます。

9月1日金曜。先月に引き続き、お楽しみプログラム。
野澤さよ子先生による革のワークショップを開催しました。
今回は手縫いのペンケースを作ります。

ファスナータイプでなく、革ひもでクルクル巻いて、革のボタンに引っ掛けるタイプの、おしゃれなペンケースです。
私もこんなペンケース欲しいな~と思っていました(^ ^)。

まずは牛革をハサミでカットします。
それを表に使用して、先生がご用意してくださった豚革を裏に使います。
豚革には毛穴が3つ並んでいて、はっきり見える方が皮膚の外側。
お肉が付いている側が、ぼんやりした模様になっているとのこと。
どちらの側にボンドを付けるかは各自お好みで。
メンバーさん、スタッフ、豚革をじっくり眺めながら先生のお話に興味津々。
牛革と豚革をボンドで貼り合わせます。
コツは同じ方向にヘラで薄く塗ること。
先生が塗り方を巡回してご指導してくださいます。



次にボタンを付ける側を縫います。
まずは菱目打ちと木槌で「縫い穴」を開けていきます。
2枚の革を貫通させるにはかなりの力が必要です。
しっかり穴が開いたか、上方に革を透かして確認します。

「縫い穴」を開けたらいよいよ縫いです。
3Bには「蝋引き糸」があるのですが、今回はせっかく専門の先生がいらっしゃるのだからと、麻糸にロウを塗るという少し手間がかかる方法でお願いしました!
そして「レーシングポニー」を使用して縫っていきます。
初めて使うメンバーさんが多く、先生が実演してくださり、手の動きの動作を何度も繰り返し見せてくださいました。



ここで終了時間。
続きは2週間後です。
作業途中の先生の「革の豆知識」のお話がとてもおもしろいです。
また、メンバーさん同士で手順を確認し合うなど、穏やかで和やかな時間になりました。
野澤先生、次回もよろしくお願い致します!

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