美術ワークショップで書画に挑戦!!

11月10日、3Bにて、上野の森美術館様、台東区文化振興課様による美術ワークショップが開催されました。
昨年は色鉛筆画、その前の年は水彩画でしたが、今年は「書画」です。
事前にメンバーさんにアンケートをとり、希望者が多かった「書画」をお願いしたところ、快諾いただきました。
10月から主催者様と事前打ち合わせ等、準備してきました。

当日は、2階の畳の部屋全体に、墨汁で汚れないようにレジャーシートを敷き詰め、伊藤美佐子先生、上野の森美術館様、台東区文化振興課様をお迎えします。
伊藤先生から漢字の成り立ちについてご説明いただき、まずは横棒、縦棒を書いてみます。
筆の持ち方、墨を付けて書き始めの「起筆」→勢いよく「送筆」→止めるときの「終筆」を何度も実演くださいました。

次に「木」「花」等と書いてみます。毛筆は学校以来というメンバーさんも、次第に筆に慣れてきて、少しずつご自分で準備された文字や絵を書き始めます。

来年の干支である「龍」を書きたいとのリクエスト。


かなり難しそうですが、伊藤先生の滑らかな筆運びと、線の美しさにうっとり(^ ^)。

その「龍」の絵を書き始めるメンバーさんや、持参した「柿」を丁寧に書くメンバーさん。


先生方にアドバイスをいただきながら、半紙を書いては新しいものに換えて、何度も練習します。
墨汁の濃淡のみで表現するのですが、筆を置く力加減や水を足す加減で、黒一色にも多くの表情があることに、拝見しているスタッフは驚きました。
メンバーさんはどんどんコツをつかみ、半紙だけでなく画用紙に書かれる方もいらっしゃいます。

大好きなムーミン、水族館で見たダイナミックな「タコ」、美味しく焼けた「サンマ」、「もふもふ」の猫、竹林にヤシの木・・・力作がそろいました!





最後に「パスあり」でメンバーさんから感想をいただいたところ、毛筆で文字を書くのが苦手だったが、伊藤先生に基本から教えていただき楽しく書けた、等。
皆さんから楽しかったとの感想をいただきました。

伊藤先生は皆さんの発想の豊かさに驚かれ、書がこれほどまでにバリエーションがあると知り、大変勉強になりました、と感嘆されていました!

伊藤先生、上野の森美術館様、台東区文化振興課様、今年も楽しく充実したひと時をありがとうございました。
来年の3月には「森の中の展覧会」と作業所自主製品販売会にも参加させていただけるとのこと。

メンバーさん、スタッフの先の楽しみと目標が出来ました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^ ^)

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