皆様、こんにちは~すでに1月も後半、早いですね・・・。冬本番のとても寒い日が続いています。
1月17日、野澤先生のレザークラフトは、寒さを忘れるような⁈熱中した時間となりました。初参加のメンバーさんもいらっしゃり、昨年も取り組んだカービングという技法で財布づくりをしました。カービングとは、スーベルカッターで切り込みを入れるカッティングと、立体感を出すために刻印を入れるスタンピングという技法が組み合わされたもの。昨年はカービングでコースターを、スタンピングで風呂敷ハンドルを作りました。
今回は先生がご用意してくださったヌメ革に、象か馬のどちらかをカービングで模様を入れていきます。愛嬌のあるちょっと可愛らしい象、それとも、きりっとした鋭さのある馬か、メンバーさんはすごく迷いながら決めました。
鉄筆で革に下書きしてスーベルカッターで切り込みを入れますが、スムーズに動かず、焦ると刃の方向が自分の小指に向いてしまったり、となかなか難しいです。輪郭をカッティングしたら、「ベベラ」という刻印でその輪郭をなぞります。木槌で打ちますが、きれいな柄に打つには経験や慣れが必要です。輪郭のどちら側からなぞるか、打つ力が強すぎたり弱すぎたり・・・、迷ったら先生に教えていただきます。
輪郭をベベラでなぞり終えたら、先生ご持参のたくさんの刻印の中から好きなものを選びます。象や馬の絵柄に「深み」を添えたり、雰囲気を明るくしたりします。花柄のようなもの、丸い形でも小さい中に模様の入っているもの、しずく形の刻印、選びながら打ちます。途中、木槌を打つ手が疲れたら、少し休憩して。
象を選んだメンバーさんはカービングが終わり、次回はファスナーの準備や菱目打ち、縫う前の準備をする予定。馬を選んだメンバーさんはカービングの続きに取り組む予定です。
それから、プログラムの終わりごろ、ペンケースに取り組まれていたメンバーさんがついに完成しました!メンバーさん・スタッフ、拍手で称賛しました。
メンバーさんの頑張りと熱中する様子、上手くできなくても、少し失敗しても大丈夫、と声を掛け合う様子にスタッフも嬉しくなった本日のレザークラフトでした。野澤先生、メンバーさん、お疲れ様でした(^^)