2025年・美術ワークショップ開催

11月14日、毎年恒例、上野の森美術館の先生方、台東区文化振興課様により、美術ワークショップを開催していただきました。3月に開催される「森の中の展覧会」では、3Bの複数のメンバーさんが、過去に受賞したことがあり、毎年、ワークショップを楽しみにしています。メンバーさんの多数決で画材が決まりますが、昨年は水彩画でしたが、今年は色鉛筆画に決まりました。

ご用意いただいた「ファーバーカステル」の水性色鉛筆、水塗り用の筆付きセットを使用するにあたって、相馬先生から使い方のコツを教えていただきました。絵が得意なメンバーさんですが、水性色鉛筆を使うのは初めての方が多く、ワクワクしています。描く素材は実物や写真で、お気に入りのものや好きなキャラクターをご用意されました。

下書きは鉛筆でも色鉛筆でも良いとの事。丸い果物は初めに五角形を描くと良い。手指の曲がっている関節の部分は、見たとおりの曲線で、指のまっすぐの部分は、硬さをイメージした直線で描くと良い。構図は大きく描く・・・などアドバイスをいただきました。

色を塗るコツとして、例えば、オレンジ色は12色セットに入っているのを使っても良いが、黄色と赤を塗り重ねてから、筆で水を付けるといろいろな表情のオレンジ色が出来る。色鉛筆をまっすぐ立てて塗る時と、倒して塗る時の違いを生かすこと。背景にも、どんどん色を付けていくと楽しくなり、新しい考えも浮かんでくる等々、実際に描きながら説明してくださいました。イメージを具体的に説明してくださるのが分かりやすくて、楽しく拝見しました。

迷ったら相馬先生にどんどん説明して、取り組まれましたが、途中で終了時間となってしまいました。先生から、皆さんの個性が出て素敵な作品ぞろいなこと、構図や色鉛筆の使い方等、教えた事をすぐに吸収して、さらに超えて取り組まれるのが素晴らしいと思った。自分の色を作っていただき、楽しく取り組んでいただきたいとの総評をいただきました。

上野の森美術館の先生方、台東区文化振興課様、ありがとうございました。「森の中の展覧会」や自主製品販売会でもお世話になります。メンバーさん、参加されたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。展覧会出品に向けて水性色鉛筆を使いこなしていただきたいです(^^)

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