2018年7月30日(月)ワークショップ
課題:シルクスクリーンでトートバッグにプリント&デコレーション
講師:進士遙先生(イラストレーター)
新進気鋭のイラストレーターであり、ロチャ王国親善大使の進士遙先生より、
再びシルクスクリーンを教えて頂きました。
※前回の記事はこちら
進士先生の活動と「ロチャ王国」の詳細は下記サイトをご覧ください。
Haruka Shinji ILLUSTRATION
THE KINGDOM OF ROCHAMATES
シルクスクリーンプリントとは印刷技法の1つで、メッシュを張った版に
インクが通る部分(あな)と通らない部分を作り、上からインクを落とし込む事でプリントが出来ます。
今回は進士先生が実際に販売しているトートバッグのデザインにチャレンジしてみました。
完成品はこんな感じ、裏には何とロチャ王国のロゴも入ります!
まずは進士先生からポイントの説明をして頂きました。
プリントするだけではなく、星形の鋲(アイロン接着スタッズ)の貼付けと、
布に立体的に盛れる絵の具も駆使して作品作りを楽しみます。
基本は前回と同じく,インクの上にスキージーを置き、ななめ45度を意識して傾け一気に刷ります。
刷る際の力加減は、強すぎても弱すぎても失敗の原因になるので一番難しいポイント。
このとき、版がズレてしまわないように押さえている人が必要。
今回は版の目が細かいので、スキージーへの力の入れ方も慎重さと大胆さが求められます!
今回はグリーンのインクを使い、生成りとグレーの2色のトートバッグと
金と銀の2色の星形の鋲から各自の好みで選んで作製します。
早速みんなでチャレンジ!
プリントする人と版を押さえる人に分かれて協力して作業を進めます。
裏面のロゴもしっかりプリントします。(これで進士先生公認!)
使い終わった版はみんなで洗います。この作業も大事です。
みんなで一生懸命洗いました。
プリントが終わったら少し乾かしてから星形の鋲を配置します。
みんな思い思いの場所に星を置いていきます。
そして、あて布をしてからアイロンで熱を加えます。
星の裏面に熱で溶ける糊が付いていて、そこに熱が伝わるまでアイロンを
当てなければならないので、なかなかの苦戦ポイントでした。
最後の仕上げに、立体的に盛れる絵の具で小さい星を追加します。
これで完成!絵の具が乾くのに数日かかるので、
週末までお預かりしてからお持ち帰りいただきました。
進士先生、今回も楽しい体験をさせていただき、ありがとうございました!
最後にみんなの作品ギャラリーをお届けします。
それぞれ個性あふれる作品をお楽しみください。
以上です。みなさんお疲れさまでした。