シルクスクリーンプリント体験

2018年3月30日(金)ワークショップ
課題:シルクスクリーンプリントでシューズ袋をつくる。
講師:進士遙先生(イラストレーター)

先生のプロフィールはこちら

「ロチャ王国」の親善大使(?)、進士先生よりシルクスクリーンを教えて頂きました。
ちなみに「ロチャ王国」の詳細は下記サイトをご覧ください。
THE KINGDOM OF ROCHAMATES
一度旅行してみたくなるような世界です。

ワークショップの最初に進士先生より、シルクスクリーンプリントの説明がありました。
そもそもシルクスクリーンプリントとは?

シルクスクリーンプリントとは印刷技法の1つで、メッシュを張った版にインクが通る部分(あな)と通らない部分を作り、上からインクを落とし込むことでプリントをすることができるというもの。

私たちがよく目にする作品のひとつにアンディ・ウォーホル「キャンベルスープの缶」(1962年ニューヨーク近代美術館所蔵)があります。

まずは先生よりお手本のお披露目。
今、上野は空前のパンダブームですが、デザインはパンダの顔。

インクを版の上にたっぷりとのせてスキージー(刷るための道具)で刷る。

ちなみにスキージーとはこの様な道具です。

インクのうえにスキージーをおき、ななめ45度を意識して傾け一気に刷る。
刷る際の力加減は、強すぎても弱すぎても失敗の原因になるので一番難しいポイント。
パンをこねるときの力の入れ具合で刷るといいとのこと!
分かる人には分かる説明、ありがとうございます。

このとき、版がズレてしまわないように押さえている人が必要。

心配な場合は2、3回刷る。

そっと版を外す。すると、
きれいにプリントされていれば準備OK。

本番の巾着に刷るときの注意は、しっかりとデザインの位置を決めておくこと。
また布地の場合、インクが裏側にまで浸みこむのを防止すため、巾着の中に厚紙を入れました。

刷り終わったあとはインクが乾いて孔に詰まってしまわないようすぐに洗います。
ペーパータオル等で余分なインクをふき取り、水をかけて孔の部分を中心によく洗います。
今回は水の代わりに〝水の激落ちくん〟を使用しました。

先生が用意してくださったデザインは4点。
・パンダ顔
・ゴロゴロしたパンダたち
・なんかいろいろポップなもの(その1)
・なんかいろいろポップなもの(その2)
↓こんなかんじのものです。

いざ、シルクスクリーンプリント挑戦!
刷るのにはコツがいるため、先生に付いてもらいながら一人ずつ進めました。

他のメンバーが作業する際に版を押さえてあげたり、

刷るときにはお互いの声かけ「もう一度刷った方が良さそう」「インクが布に付きそうだよ」があり、

使い終わった版はみんなでを手分けして洗ったりと、

メンバ―さん同士が積極的に協力をして作業を進めていました。

本番を刷るときはみんな緊張しているようでしたが、上手に刷ることができたときはひと安心とともにに嬉しそうにしていました。
終了後、メンバーさんからはとても楽しかったとの声が上がっており、次の週からさっそく内履きとして活用しているメンバーさんもいました。

進士先生、ご指導ありがとうございました!

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