コロナ禍、雨降りで制限が多い今日この頃、ワークショップでは、
プリザーブドフラワーをビンに詰める、ハーバリウムを企画しました。
お花でリフレッシュしていただきたいです♪
ハーバリウムとは「植物標本」、もともとは研究のために植物の状態を、
長期保存する方法として生まれたそうです。
現在はインテリアとして飾られる方が、主流となっているようですが、
高価なプレゼント向けが多かったのに、最近では百円ショップに完成品が売っています(^^;
今回は敢えてハンドメイドします。高さ5センチほどのミニ瓶を使用、
1人複数個、作って良いことにしました。
中に入れるプリザーブドフラワーは、色とりどりに10数種、ご用意しました。
プリザーブドフラワーとは英語のpreserved、生花の一番美しい時期に色素を抜き取り、
特殊な加工を施してあり、今回は千日紅(せんにちこう)、紫陽花(あじさい)を、
赤青黄などカラフルに染めたものを使います。
ビンにお花を入れたら専用のハーバリウムオイルを注ぎます。
メンバーさんからサラダ油や水では出来ないか、と質問がありました。
ハーバリウム専用オイルは、まざりけのない、純度100パーセントのオイルで、
光の屈折率などを考え、美しく見えるように、作られているそうです。
また、水では日にちが経つにつれて、プリザーブドフラワーの色素が流れ出てしまうので、
サラダ油、水はNGなのだそうです。
皆さん、参考画像の資料とスタッフ作製見本を見ながら、
イメージを考えられています。
すぐに思いついてお花を選び、指やピンセットでスピーディーに進めるメンバーさん、
お花と参考資料を何度も見ながら、じっくりとイメージを、
具体的に表現してみるメンバーさん・・・皆さん、真剣に取り組まれています。
途中、スタッフから相性の良い色の組み合わせを説明したり、
出来上がったメンバーさんの完成品の作製ポイントを紹介していただいたりしました。
全員4個出来上がりました!
作ったポイントを聞いてみました。
・上方に千日紅を、下方に細かい花を配置するのを色合いを変えて作りました。
・赤と濃い紫など正反対のイメージがある2色を使いました。
・花が上方に浮き上がってしまうので、茎が長いものを入れて支えを作ってみました。
・四季を表すため、春は桜、夏は海、秋は果物の実がなっている様子・・・と。
作りたいイメージと、用意してある限られた色のお花で、表すのに苦労されたメンバーさんもいました。
皆さん、楽しんでくださったようで、スタッフはホッとしております。
ご参加、ありがとうございました(*^^*)。