11月17日、午前中は予報通りの土砂降り、時折、バケツをひっくり返したような雨でした。
午後の革のワークショップが始まるころには、少しずつ小降りになってきました。
今回は野澤先生による革のワークショップ、「カービング」第2回目です。
前回の続きということで、花の図案をスーベルカッターで切り込みを入れます。
そのカットラインに沿って「べベラ」という刻印を木槌で打ち、革に傾斜を付けます。
「べベラ」とは「傾斜を付ける」という意味。一辺5mmも無いような小さな長方形型の刻印です。
木槌で打ち付けながら、革の花の輪郭カットライン上を、ほんの少しずつ進んでいきます。
今回の花の図案の場合は、花の奥行きや立体感を強調するための作業です。
難しい作業で、ベベラを置く位置、疲れないような木槌の打ち方、進んでいく方向の確認もしつつ・・・と、気を付けなければならないことがたくさんあります。
ほんの数mmずつ進んでいくので、時間がかかり体力もたくさん必要です。
不安な時には先生がすぐに教えてくださるので、メンバーさんはとても安心されている様子です。
2時間、べベラに取り組まれたメンバーさん、大変お疲れ様でした。
先生から、この作業はとても大変だが、完成した時の感動は大きいですよ、とのこと。
次回以降も、ゆっくりじっくりカービングに取り組むことになりました。
野澤先生、今回もありがとうございました(^ _ ^)。