早いもので10月、2023年も残り3か月となりました。
朝晩、過ごしやすくなりましたが、ついこの間までの猛暑から頭が切り替えられず、エアコンのリモコンに手が伸びてしまいます。
毎回、好評の野澤先生のワークショップでは革のトレイを作りました。
「床革」に墨汁で模様を描いたり、スタンプを押したりして、メンバーさんの好きな模様のトレイを作ります。
「床革」とは「本革」をはいだ残りの下層部分です。
先生が白い革と淡い紫色の革の2種類を用意してくださいました。
まずは革に模様を描きます。
紙に何度も下書きしてから描くメンバーさん、下書きせずに描き進めるメンバーさん。
割りばしに墨汁を付けて描いていきますが、割りばしの太い方を使って力強い線を描いたり、敢えてかすれた感じを生かしたり。
そこにサインペンや金色のペンで「差し色」として足したり。
スタンプは花柄、飾り枠など・・・。
他には以前3Bのプログラムで作った犬や雲形のスタンプがメンバーさんに人気でした!
スタンプに赤や緑、青等のインクを付けて、手のひら全体でしっかり押します。
2枚とも柄が描けたら、「ヒートガン」でしっかり乾かし、革の四隅に目打ちで印を付けて、ポンチで穴を開けます。
四隅それぞれをたこ糸で結びます。
しっかり引っ張りながら結ぶのがコツですが、かなり強い力が要ります。
野澤先生、スタッフも手伝って、四隅、結んだら「レザーフィックス」という色止め・仕上げ剤を塗り完成です!
今回も力作ぞろい!
大きなお花に赤の「差し色」、着物のような美しい模様や、幾何学模様風、かわいいハートにピンクと金の「差し色」。
素敵なトレイの完成です。
知人へのプレゼントにするメンバーさんもいらっしゃいました。
ぜひぜひ「自分で作ったよ~」と楽しいワークショップの時間を思い出して、毎日使ってください。
野澤先生、今回も楽しい時間をありがとうございました!
次回も楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。