初めての金工ワークショップ開催!!

メンバーのZさんがお世話になっている金工の芳賀ひろみ先生が3Bでワークショップを開いてくださいました!
3Bとしては初挑戦、スタッフも少し緊張します。
芳賀先生はとても気さくで話しやすい方で、ご自分で作られた胸のブローチが素敵です。

まずは先生から本日の流れをご説明いただき、作りたいデザインを考えます。
先生が作られた見本を参考にしながら考えたデザインを、これから切り出す真鍮(しんちゅう)と同じの大きさの枠に描きます。

コピーをとって、原本の方をボンドで真鍮に貼ります。
ペンダントトップにしたい方はここでチェーンなどを通す穴を開けます。
この穴あけは、先生は普段は機械を使用されているところを、本日は3B所有の卓上ボール盤で頑張っていただきました(;^_^A。

続いて切り出します。まずはテーブルに「クランプ」という金属で「すり板」をセットします。
次に糸鋸に刃を付けます。
刃を反対方向に付けないように、刃が緩すぎないようにセットします。
すり板を使いながら糸鋸で真鍮を切っていきます。
初めは斜めに動かして、あとは力を入れ過ぎないように、刃を真鍮の断面に対して垂直に動かすだけ、と先生が実演してくださいました。
メンバーさんは先生に何度も確認しながら少しずつ切り出していきます。
先生は大忙し、Zさんもあちこち引っ張りだこです!



今回は金工に初めて挑戦される方が多く、2つ、3つとデザインを考えられた方でも、本日は1つだけ切り出すことにしました。
切り出した1つのパーツの「バリ」を取っていく。
次に他のメンバーさんが切り出しを始める。
切り出し終わったメンバーさんは精密やすりで、パーツの「バリ」を取っていく。
先生が見本を見せてくださいますが、パーツを持つ手の向き、精密やすりを動かす方向がなかなか難しそうです。

2つ3つと切り出したいところですが、時間の都合で1つのパーツの「バリ」をとり、ご希望の方には「テクスチャー」という傷加工を施していただきました。
先生がご持参の4本の金槌の両側に違う模様が付いていて、8種から選んでいただきました。


芳賀先生、慣れない道具や作業室でのワークショップの進行、ありがとうございました。
専門の先生からご指導いただき、メンバーさんは貴重な経験が出来ました。
また、ご参加のメンバーさんもお疲れ様でした。
Zさんにはたくさんお手伝いいただき助かりました。ありがとうございました。

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