12月15日はカービング第4回目のワークショップでした。
仕上げにすぐ取り掛かるメンバーさん、打刻の続きからの方、本日から新たに始める方もいらっしゃいますが、野澤先生にお気軽にご相談して進めていただきたいです。
仕上げは、打刻を施した革を自分の好きな大きさにカットします。
先生ご持参の大きい透明の定規が使いやすいと好評でした。
1センチ刻みの目盛りが付いていて、厚くてどっしりとしていて、革をしっかり押さえてくれるので、直線にカットしやすいようです。
次に裏に革を貼ります。
ゴムのりを一方向に薄く塗り、軽く乾燥したらしっかりと貼り合わせます。
「ネジ捻(ねじねん)」で四辺に枠を付けます。
次は染色、茶色の染料をしっかり塗り込みます。
手袋をして汚れないように注意して、カービングを施した面にしっかり塗り込みます。
ゆっくりと力を込めて、打刻した模様の一つ一つに塗るように、丁寧に塗ります。光沢が出るまで続けます。
最後は「コバ」磨き、トコノールを使用。四辺のざらざらした手触りや、「がたつき」が無くなるまで磨きます。
コバがツルツルと滑らかになったらコースターの完成です!
細かい作業を成し遂げて喜びもひとしお、ほっとした表情です。
ここはもっと、こうすれば良かった、との声も聞こえてきましたが、皆さん、楽しかったとの感想をいただきました(^^)
2023年8月から始まった野澤さよ子先生による革のワークショップ、専門的な技術を教えていただけると、ご参加のメンバーさんから好評です。
また、メンバーさん同士で確認しあったり、教えていただいたり、温かで穏やかな時間になっています。
野澤先生、ありがとうございます!
次回は2,024年1月5日の予定です。来年もよろしくお願いいたします!